Who's Next :第58回:夢心地な聴後感を与えてくれるトリリンガルな新人、Qi Fang

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第58回:夢心地な聴後感を与えてくれるトリリンガルな新人、Qi Fang

4月15日にデビュー、日本語・英語・中国語で歌うシンガーソングライター、Qi Fang(チー・ファン)のアルバム『Exhibition #1』を大プッシュ!まずは動画をチェックです。

この記事の筆者

Yahoo!ニュース、J-WAVE、DrillSpin、MTV81、2.5D、ミュージックマガジンなどで書いたり喋ったり考えたり呑んだりしてます。著書は『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』〈ダイヤモンド社〉。

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2015年は、アイドルブームの反動もあってか、自分の言葉や世界観を持つシンガー・ソングライターの活躍が面白い。ジャズ、歌謡曲、ポップスを経由したその歌声は、iTunesヴォーカル・チャートで1位を記録し、何度も何度も繰り返し聴きたくなる。Qi Fangに魅せられたという、宇多田ヒカル浜崎あゆみを手掛けたスタッフ、デヴィッド・ボウイでグラミー賞ノミネートしたエンジニアであるマリオ・マクナルティとともに、インディペンデントな環境で作り上げた1stアルバム『Exhibition #1』(2015年4月15日発売)が完成した。夢心地な聴後感を与えてくれる、世界を繋ぐ奇跡の1枚に注目したい。

「Qi Fang "Exhibition #1" アルバムダイジェスト」

——5曲目(※上記YouTubeダイジェストで2分2秒から)の「Step」にやられました。すごいドラマティックな世界観で壮大なロックチューン。コールドプレイ的な世界観でもあり、好きな曲ですね。
 「最初からドラマがあって、サビもドラマティックな感じ。ここまでロックになるとは思ってなかったです。もともと『Step』は短い曲だったのですが、それを内山孝洋さんのアレンジによってイントロ含めてドラマティックに仕上げてもらいました。イントロで1分ありますからね。わたしも好きな曲です。どれも好きなんですけど、その中でも特に。」

「【1stアルバム 2015/4/15発売】Qi Fang "Once" PV」

——先行配信された中国語によるバラード・ナンバーですね。すごく優しいテイスト。ストリングスが美しいですね。
 「ストリングスだけで聴かせたいくらい綺麗ですよね。歌詞もわりと自分をあらわしている感じなので。この曲は、アルバムを作るギリギリに作った新曲で、これまでと違う雰囲気を意識しました。MVは、ニューヨーク・ブルックリンの最新トレンド・スポットである『KINFOLK』でライブを撮影しました。外国人ミュージシャンでライブをしたのは私がはじめてだったそうです。プロデューサーであるDJ Chika a.k.a. Inheritさんとの共演でした。」

Qi Fang 「Color」

——6曲目の「Color」は木村篤史さんがプロデュース。歌謡曲テイストを感じさせるポップチューンですね。
 「これはローズピアノで作った曲。もわっとした感じを活かして、なるべくふわふわした曲にしたんです。もともと歌詞は違かったんですが、全部書き換えました。今のヴァージョンの方が好きです。自分の中ではJ-POPだと思っていて。なんだろ、90年代前半のJ-POPというか。一番歌詞に時間をかけましたね。唯一ちょっと良い話。前向きな歌ですね。メロディーがすごく好きで、これが悲しく終わると可哀想だなと思って。せっかく良い曲なので、聴く人に良い気分になって欲しい思って、ちょこっとでも希望を与えられる世界観を描きましたね。」

『Exibition #1』
2015年4月15日発売
amazon.co.jpで買う

■ライブ情報

『WOOLY ARTS present Qi Fang "Exhibition ♯1" Release Live』
2015年4月15日(水) 19:00 open 20:00 start
@渋谷・サラヴァ東京
Adv. 3,000円(1drink付)、Door. 3,500円(1drink付)
出演:Qi Fang
ゲスト:DJ Chika a.k.a. Inherit、他 TBA
http://l-amusee.com/saravah/

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